【考察記事】補導は正当!13歳の女子中学生がブラクラURLを貼ったら兵庫県警に補導された件について



兵庫県警察がインターネット掲示板に不正プログラムのURLを書き込んだとして未成年者を含む3名を不正指令電磁的記録供用の疑いで児童相談所への通告や書類送検を行う方針と報じられたことがネット上で話題になっています。
そして、現在はYahoo!ニュースにも取り上げられるほどになっています。
リンク:「何回閉じても無駄ですよ~」ブラクラURLを掲示板に貼っただけで補導、「やり過ぎ」と物議(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース




どういうサイトで行われたの?

「ミナコイチャット」というサイトでの書き込みでこのようなことになったようです。
スマホ・携帯電話向けのチャットサイトで、誰でも登録なしで書き込める一行掲示板のようなサイトとなっています。
そこからレンタルブログFC2へ誘導していたようです。

リンク:ミナコイチャット


誘導先のサイトの内容について

誘導先のサイトのURLを開くと、下記のようなポップアップが出現、OKを押してももう一度出てくる無限ループですので、なかなか厄介です。


この「不正プログラム」はどのようなものなのか

どうやら、このようなJavascriptコードでfor文を用いて、無限ループ(OKを押しても終わらない)表示されるようなことをしていたようです。
実際わたしが確認したところ、「不正プログラム」という大げさなものではなく、ただ単に無限ループして、タブを終了やタスク終了などから簡単に抜けることができる、昔からよくあるいたずらとしか思えないものでした。


補導は正当!と言える理由

否定的な論調が主流ですが、わたしはこの補導は正当である!という考えです。
補導はそもそも、「正しい方向へ教え導くこと。特に、非行を防ぐために青少年を正しい方向に助け導くこと。」という意味があります。
補導/輔導(ほどう)の意味 - goo国語辞書

ですから、少なからずとも迷惑をかけたということで「補導」は正しいといえます。
また、他2名の書類送検は補導をすることになってしまったため、見逃すことはできず形式上書類送検だけしておこうという意味ではないでしょうか。


さいごに

補導は正当!という考えを書きましたが、本当に取り締まるべきものはたくさんあると思います。
例を挙げるなら、「ウイルスに感染しています」と偽の脅しを出す広告・サイト、「システムが破壊されました!」などの偽の表示を出す広告、デスクトップ上に振込を促す表示を出し続けるようにするようなウイルスを仕込んだサイトなどです。
そのような広告やサイトに今後は本格着手していただき、インターネットから悪質サイトが少しでも減ることを願っています。

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