Chrome拡張機能のNano Defenderがマルウェア化!代わりについてご紹介します。





当ブログで紹介したこともある、Chrome拡張機能の広告ブロックアドオンのNanoDefenderが別の開発者に譲渡され、マルウェアのような挙動をするようなコードが加えられてしまいました。

紹介当時の当ブログ記事:【2020年版】広告ブロックをする方法 ブロック禁止サイトも回避可能! 

そのため、今回はNano Defenderの代わりとなる広告ブロックアドオンをご紹介したいと想います。
※2020/10/30更新:広告ブロック対策対策もできるよう、uBlock Origin+AdGuard Extraの構成の紹介に変更しました。



今回のマルウェア化の経緯について

10月3日に発表された、nano開発者からのアナウンスによると、機能拡張をトルコの開発者に売却することが決定しました。その数日後開発元の表記も変更になりましたので、無事売却が完了したようです。


この時点では善意の開発者であることも考えられたのですが、
10月15日、Chrome機能拡張のNano Defenderが更新、githubで公開されない、非公開のコードが挿入されました。
gorhill(有名広告ブロックアドオン:uBlock Originの作者)の検証によると、マルウェアであるとの結論となりました

その部分が記載されたコメント:github nanoプロジェクトコミュニティ


広告ブロックかつ、広告ブロック禁止サイトを回避する方法

わたし自身が以前利用していたアドオンが広告ブロックも回避するようになっているため、これをご紹介します。
未検証部分が多いため、より良いアドオンがあれば随時更新、紹介する予定です。

・Chrome
uBlock Origin (広告ブロックアドオン)
AdGuard Extra   (広告ブロックアドオンに対するブロック対策アドオン)


さいごに

現在、広告ブロックアドオン開発はほぼ開発者の善意や、寄付によって成り立っている状況です。そのため、今回のような事も十分にありえてしまうのが事実です。
今回のようなケースは数年に1度レベルですが、引き続き状況を注視していきたいと思います。

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