タピオカブームはバブル崩壊の前兆!やっぱりバブルティーは怖い!


最近流行のタピオカミルクティーは地域によると「バブルティー」とも呼ばれるドリンクです。
そして、日本のバブル崩壊前に流行るドリンクであるというジンクスがあります。
今回はそのようなお話を書いていこうかなと思います。




バブルティーと日本経済の関係性について

2019年になりタピオカミルクティーが流行るようになりました。
実はこのブームは過去に2度あったのです。

第一次タピオカブーム

1992年(平成4年)に第一次タピオカブームは到来しました。
当時はタピオカというよりもココナッツミルクの味が珍しいことがブームの火種となった説もあります。
そして、日本経済においては、バブル崩壊が止まらないことがこの年に決定的になったと言え、ある程度の関連性が見えてきます。

内閣府景気基準日付でのバブル崩壊期間(平成不況(第1次平成不況)や複合不況とも呼ばれる)は、1991年(平成3年)3月から1993年(平成5年)10月までの景気後退期を指す。
wikipediaより引用 Wikipedia(バブル崩壊)


第二次タピオカブーム

2008年(平成20年)に、本場台湾から、快可立(Quickly)、EasyWayなどのタピオカミルクティーブランドの店舗が上陸したことがきっかけでブームが再燃しました。

そしてこの年は、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻、金融不安が日本を含む世界中に広がるというリーマンショックが発生してしまいました。
いわゆる氷河期世代といわれる人たちがこの年代に就職活動をされた方です。



まとめ・・・?

業務スーパー(神戸物産)では冷凍タピオカが常に品薄状態となったり、いたるところにタピオカミルクティー店ができたり、その様子がTVで放送されたり。
現在は第三次タピオカブームといえる状態となっています。

そして、経済的な面で世界を見渡すと、中国では2018年の経済成長率が6.6%と、28年ぶりの低水準となっているようです。
関連リンク:中国の2018年の経済成長率、6.6%増と28年ぶり低水準

しかし、この6.6%という数字自体が盛られているという指摘もいくつかあり、実際はもっと悪いのではという意見もあります。
関連リンク:中国経済、調べてみたらやっぱりウソだらけ!~本当のGDPは、公式発表の3分の1!?

6.6%が本当としても、BIS(国際決済銀行)による統計によれば、中国の合計債務(公的債務+民間債務)の対GDP比は2018年3月末時点で261%まで上昇しています。
さらに、GDP比の内訳を見ると、一般政府47.8%、民間企業164.1%、家計49.3%となり、民間企業の債務を見ると22.1兆ドルとアメリカの2倍、ユーロ圏の1.6倍の水準となっています。
※一党独裁の国家資本主義ですので一概に比べられるものではありませんが。。。

すなわち、中国においてもかつて日本が1993年頃にあった不良債権の増加によるバランスシート不況に陥ってしまい、バブル崩壊のような現象になってしまう可能性もありえるということになります。
そして、中国発の世界不況ということもありえるのです。

正直なところ、タピオカブームと経済の関連性は若干こじつけが強い気もしますが、経済の法則はいまだにわからない部分は非常に多いです。
タピオカという指標(?)もあるのかっ!という程度に思っていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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