新大阪から小倉・博多の指定席新幹線が6,900円でお得!LCC等とも比較してみました。


関西から福岡まで移動するまで、様々な移動手段があります。
安くしようとすると、格安航空券(ピーチ航空などのLCC)、高速バスを利用する手段が一般的ですが、なんと新幹線が片道6,900円という衝撃プランがあることをご存知でしょうか。
今回は、6,900円の新幹線の詳細と、高速バスやLCCと比べてどちらがお得かを実際に利用した体験談と共に徹底比較してみます。




新幹線が片道6,900円ってどういうこと?

通常であれば、新大阪→博多の新幹線チケット(乗車券+特急券)を購入すると、15,800円となります。
また、金券ショップやEX予約を利用することで、13,800円程度まで安く買うことができますが、他の移動手段と比べて1ランク高い移動手段であることには違いありません。

ですが、今回ご紹介する「新幹線バリューパック!トク得!ひかり・こだま 博多・小倉」では、5日前までの予約が必要ではあるものの、なんと片道6,900円で移動することができてしまいます。
ひかりは遅いのでは?と感じている方もいるかと思いますが、
のぞみは2時間20分、ひかりは2時間40分で新大阪・博多間を走行するため値段を考えると誤差程度といえます。
また、+500円上乗せするだけでグリーン席も予約でき、そちらも非常におすすめです。


新幹線バリューパック!トク得!ひかり・こだま 博多・小倉



メリット・デメリットを実体験と共に紹介!

まず結論から言ってしまいます。

新幹線(ひかり・こだまパック)

価格  :★★★★★ 【対象市内駅なら、最寄り駅から新幹線駅移動可でコスパ良】
速さ  :★★★★  【片道2時間40分。のぞみが2時間20分なので十分】
快適さ :★★★★★ 【やはり新幹線は座席も快適】

総合評価:★★★★★ 【安い・早い・快適をすべて両立できていて、最高でした】

高速バス(夜行バス)

価格  :★★★★★ 【時期が良ければ片道3,000円代もあり、トップクラス】
速さ  :ー     【夜行なら寝ている時間に着くため、考慮対象外】
快適さ :★★    【正直辛い。3列独立にすれば快適度は向上するが値段も……】

総合評価:★★★   【早朝に到着できるのはかなりのメリット】

LCC(ピーチ航空)

価格  :★★★★  【空港までの移動手段を考えると実は高い……?】
速さ  :★★★★★ 【1時間20分で到着。30分前チェックインを考えると実は新幹線と同じ?】
快適さ :★★★   【少々狭いが、短い時間なので耐えられる。】

総合評価:★★★★  【空港が近ければ新幹線よりこちらの方が快適。】




新幹線(ひかり・こだまパック) 実体験談

新大阪→博多の往復で予約を取り、実際に利用してみました。

そして、2種類のチケットが郵送されてきました。

○乗車票(乗車券と特急券が一緒になったもの)


ここで注意して見てほしいのが、(市内)という表記です。
これは、JRのきっぷのルール「特定の都市区内ゾーン」の表記で、市内の指定範囲駅から乗下車ができるというものです。

JRおでかけネット きっぷのルール


つまり、このチケットではこのような利用方法が可能となります。

1.JR難波(市内)から乗車
2.新大阪駅で新幹線乗換
3.博多駅でJR乗換
4.千早駅(市内)で下車

高速バスやLCCであれば空港やバスターミナルから移動するお金も考えないといけませんが、この市内乗下車ルールを利用することで節約できてしまいます。

また、今回はひかり号指定席(6,900円)を利用したのですが、コンセントもついており充電しながら博多に到着できる非常に快適な移動でした。
また、500円追加することでグリーン席にすることができ、かなり良い座席で2時間過ごすことができるため予算に余裕のある方には非常におすすめです。

次回はグリーンで行ってみたいです。

○お楽しみチケット200円分×2枚

JR博多駅・小倉駅の対象店舗(改札内外双方に対象店舗有)で利用できる200円クーポンです。
片道あたり1枚ついてきますが、今回私は往復で利用したので、2枚ついてきました。
ちなみにわたしは博多駅を利用し、「駅弁屋たい!」という店舗が改札内にありましたので、利用して帰りに飲み物を購入しました。

ビール付きの新幹線チケット(だいたいビールが200円くらいですので)と考えると激安かつほろ酔い?という素敵プランでした。


新幹線バリューパック!トク得!ひかり・こだま 博多・小倉




高速バス(夜行バス) 実体験談

LCCを利用する前は、私がよく利用していた移動手段です。
一例として価格を記載しておきます。

最寄り駅から大阪バスターミナルまで  230円
大阪から福岡(キャナルシティ等)まで 3,800円 (4列シート)


合計:4,030円
所要時間:高速バス約10時間 + ターミナルから目的地移動

やはり、価格だけみるとひとつ抜けますが、4列シート(通常の観光バスと同じもの)となりますので、慣れるまではかなり辛いものがあります。
また、3列独立シートにすると比較的快適ですが、値段も安くて5,000円代(通常8,000円代も)となるため、価格面では微妙となり早朝到着のメリット以外を見出すことができなくなってしまいます。

ちなみにわたしのおすすめは、高速バスで早朝に着いたあと、スーパー銭湯に立ち寄り朝風呂とごはんを楽しみつつ、9時頃までまったりすることです。
疲れも取れて、その後の一日をスッキリ過ごすことができちゃいます。


LCC(ピーチ航空) 実体験談

新幹線の格安プランがない時、このプランを優先利用しています。
一例として価格を記載しておきます。

最寄り駅から関西空港駅まで  1,020円  「関空ちかトクきっぷ」利用
関西空港から福岡空港まで   5,500円
福岡空港から博多駅まで    260円

合計:6,780円
所要時間:飛行機チェックイン30分前集合 + 飛行機1時間20分 + 空港から目的地

関空ちかトクきっぷについて

南海沿線に住んでいない方で大阪地下鉄(Osaka Metro)の駅が近くにある大阪市内在住の方には非常におすすめのチケットになっています。
このチケットを利用することで、地下鉄駅→南海難波→関西空港駅の利用が1,020円となり、約200円ほどお得になります。

「関空ちかトクきっぷ」|Osaka Metro

この移動手段の弱点としては、下記のような点があげられます。

・空港から遠い場合は移動時間が余計にかかり、価格面・利便面に欠ける
・関西空港発のLCCで安いものは早朝便(7時発、8時半発)しかなく、
 30分前チェックインのため、早起きがつらい
・飛行機は携帯電話等の通信利用ができない

ちなみにピーチ航空の場合、チケット比較の仲介サイトよりピーチ航空公式プランのほうが安いので、そこで他の移動手段と比較することをおすすめします。

【公式】ピーチ | Peach Aviation


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